石山寺-西国33霊場第13番
近江石山寺に詣でてまいりました。
洛陽33観音霊場が途中ですが、せっかくなので西国33も始めました。
風情のある参道を進むと、百日紅がきれい。
国宝建築物の本堂への階段を登りきると、右に西国33霊場の仏さまが集結していらっしゃる。ほかの霊場にもあるのかな。
本堂に参内し、本尊(秘仏)の如意輪観音の右手とつながっているという紐を握りしめながらお祈りをします。本堂内、撮影は遠慮しました。秘仏は33年に1回の御開帳らしい(いつなんやろうか?)。でも新天皇の即位に際して御開帳があるという話をききました。来年か再来年がチャンスやな。忘れんように!
ご朱印をいただきました。西国巡礼の朱印は「大伽藍」です。
本堂には、紫式部が源氏物語を執筆したという部屋があります。枕草子の清少納言や蜻蛉日記の道綱の母も参籠したといわれる石山寺は、日本の女流文学者の憧れのお寺さんだったのでしょうか。その時の建物やと思うと感慨が深い。
あと、境内はかなり広いし段差も結構あります。お年寄りにはきついでしょ。歩けるうちにきとかんとね。
国宝の多宝塔。美しい建築です。中には快慶作の凛々しい大日如来様がおいでです。何度も拝みました。素敵です!
秋の紅葉は間違いなくきれいやなあと確認しました。また来たい、と思いを深めてお寺を辞しました。