京 さんぽ

みほとけを訪ねて、京を中心に近郊をおさんぽ

千本釈迦堂(大報恩寺)の仏さま、東京へ

 

京都で一番古い国宝建築物を有する千本釈迦堂さんへ行ってまいりました。

京都は今日も38度超えだったという。日差しがヒリヒリと痛い。

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僕は、JR嵯峨野線円町駅から平野神社を経て歩きましたが、市バス上七軒からすぐ近く。境内に駐車場がありますから、ここのお寺さんなら多分停められると思います。

 

しかし、ここのお寺さんの仏さまたちが今年の10月から大挙して東京に出かけられるらしいのです。

企画会社とおぼしき方たちが本日は撮影をされていました。

「失礼ですけど、ここのお寺さんってそれ程有名ではないですよね?」とスタッフの方に言われました。

「確かに、外国の方も少ないでしょうしね、行列ができるお寺さんではないですねえ」

とは答えましたが、いい仏様がいらっしゃるのになと。

 

f:id:kyotowalker:20180722224247j:plainf:id:kyotowalker:20180722225100j:plain正直、国宝クラスではないので、千本釈迦堂さん単独で行かれるのは少々びっくり。

東京国立博物館には、いつもは秘仏の釈迦如来さまもいかれるとのことです。お寺の方にうかがうと、昔から年間わずかの期間しか公開してませんでしたからね。長いのは初めてということです。

東京デビューですねえ。いいことだと思います。

こちらが京都で一番古い木造建築物の釈迦堂です。中に釈迦如来さまがおられますが、普段は見られません。8月8日から16日のお盆の間だけです。

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釈迦堂の裏にはおかめ塚というのがあり、御堂にはおかめがたくさん飾られています。

「おかめ:阿亀」とは、御堂を建設した大工の棟梁の女房のことだそうです。亭主の棟梁を助けたことが、夫の名誉を傷つけると自害したというお話だそうです。

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ご朱印 六観音 全部で4種類ありました。

撮影の無い日にまたゆっくりきたいものです。